ネットワークビジネス2日目

目次

前回のおさらい

前回の記事では、ネットワークビジネス参画から初日の活動に関して詳しくお話ししました。

前回の記事を読まれていない方 → ネットワークビジネスへの参画

前回の内容はざっくりこんな感じです。

  • ネットワークビジネスのプレゼンを受ける
  • ネットワークビジネスへの登録
  • ネットワークビジネス初日の活動

ネットワークビジネス2日目

1人目(親友)に会う

ネットワークビジネスに参画して最初に会った人は、高校時代の親友でした。
高校を卒業してからも定期的に遊ぶ仲だったので、誘い出すのはそんなに難しいことではありませんでした。

その親友の誘い文句はこうでした。
「〇〇にあるラーメン屋、美味しいで評判だから一緒に行こう!」

親友はたまたま次の日は仕事が休みだったため、翌日13時00分に目的のラーメン屋で待ち合わせをしました。

当日、約束の時間に親友と落ち合い、いつも通りの会話をしながらラーメンを食べていました。
しかし、僕はその日にネットワークビジネスに誘うことを決めていたので、
『いつ切り出そう』とずっと考えていました。

すると、その親友から急に質問をされました。
「転職活動は順調?」

はい、確変突入ですよね。
まさか向こうからタイミングを作ってくれるとは!!

ここぞと言わんばかりに、僕は話を切り出しました。
「転職するのは一旦やめて、自分でビジネスを始めることにした。」

親友はこのように返してきました。
「ビジネスってどんな?」

ここで、僕の頭の中の選択肢は2つでした。

①自分でビジネスの内容を伝える
②自分からはビジネスの内容を伝えず、Bさんに会わせる

あなたならどうするでしょうか。
すでにこの状況を経験した方も多いと思います。

なんたってビジネス2日目ですよ。
正解なんてわからないのに、いきなり難しい2択を迫られるわけです。

僕の選択はというと…

①でした。
そうなんです。まだ自分自身もビジネスの全貌を知らないまま、自分でビジネスの内容を伝えてしまったんです。

ここで、これからネットワークビジネスを始められる方、友人に会う方に正解を教えます。

正解は…

『①でも②でもない』です。

「え?どゆこと?」という声が聞こえてきた気がします笑
もう一度言います。正解は、『①でも②でもない』です。

僕が間違っているのはその手前の、
「転職するのは一旦やめて、自分でビジネスを始めることにした。」
と伝えてしまったことです。

いや、もっと言うと、
『その日にネットワークビジネスに誘うことを決めていた』
ここから間違っていますよね。

前回の記事をご覧になられた方、思い出してください。
Y氏から言われた2日目のToDoはこうです。
『会う約束ができた人に会う』

これのどこに、『ビジネスを始めたことを伝える』という意味が含まれているでしょうか。

必ず覚えておいてください。
自分から『ビジネスを始めたことを伝える』必要はないんです。
むしろ、絶対にやめてください。

自分から伝えるべきではない理由は、あなたが思っているとおりです。
『わざわざあなたが嫌われる手段を取る必要はない』からです。

その時、僕は完全に忘れていました。
僕を誘ってきた友人も、自分でビジネスのプレゼンをし、僕に縁を切られる一歩手前だったことを。

人には『コンフォートゾーン』というものが存在します。
言葉のとおり、自分が居て居心地の良い空間のことです。
逆に、コンフォートゾーンから外れたことは『不快』に思ってしまいます。

これは人間関係にも当てはまります。

一例を挙げましょう。
『自分の周りには自分と同じくらいの収入の人が集まる』
ということを一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

これはコンフォートゾーンの良い例だと思っています。
年収300万円の集まりの中に年収1000万円の人がいたとします。

年収300万円の人は大衆居酒屋で呑むことに慣れていますが、
年収1000万円の人は個室で落ち着いた空間で呑むことに慣れています。
年収1000万円の人が年収300万円の人に合わせて大衆居酒屋で呑むと、居心地が悪いと感じるのではないでしょうか。

また、自由に使えるお金も違います。
年収1000万円の人は、大衆居酒屋で人数分奢ったところで痛くも痒くもありません。
では、年収300万円の人はどうでしょうか。
人数分奢ることすら選択肢にないと思いませんか?
そればかりか、解散した後、人数分奢ってくれた年収1000万円の人に対して、
「あいつ俺らを下に見やがって!」なんて陰口を言う人もいるんじゃないでしょうか。
(僕は言われていたことがあります。)

確かに例外はあります。
しかしこれらは、自分のコンフォートゾーンから外れた人を排除したいという作用が働いている証拠です。

では、ネットワークビジネスの話に戻りましょう。
今まであなたと友人が仲良くできていたのはなぜでしょうか。
そうです。お互いがお互いの『コンフォートゾーン』に入っている関係だったからです。

同じように会社に勤め、同じように仕事の愚痴を言い合い、同じようなライフスタイルを送っている。
そんなあなただからこそ、友人関係が成立していたんです。

では、あなたがビジネスを始めたことを友人に伝えることで、この関係はどうなってしまうでしょうか。
答えは簡単です。

『友人のコンフォートゾーンからあなたが外れてしまう』

厄介なのは、自分のコンフォートゾーンにはまだ友人はいるということです。
ネットワークビジネスを始めたといっても、その瞬間あなたの収入や考え方が大きく変わることはありません。
それゆえに、なぜ嫌われてしまうのかが理解できないんです。

このことを知ったあなたは、当時の僕みたいな惨めな思いをしなくて済みます。

では、本題に戻りましょうか。
肝心の、僕が親友に対してビジネスの内容を伝えた結果はというと…

お気づきのとおり玉砕しました。
挙句の果てには、本当に縁を切られる始末です、、、
(美味しいで評判だったラーメンも、思い返せば人生で一番不味いラーメンだったかもしれません笑)

1人目(親友)と解散後

親友と解散後、僕は近くのカフェに行き、一人で考え事をしていました。

『なにがダメだったんだろう、、、』

あなたもそうだと思いますが、一緒にビジネスをやっていければ楽しいと思っているからこそ誘いますよね?
『こいつを金にしてやろう』なんて思いながら友人をビジネスに誘わないですよね?

僕はたまたまそうなったこともありますが、多くの方は基本的に、
リストアップした中で、一番一緒にビジネスをやっていきたい友人を、一番最初に誘いますよね。
その一番の友人に断られたときは、かなりのショックがあると思います。(心中お察しいたします。)

今となっては、たった一人に断られただけだと思うことができますが、
その時の僕は『やっぱりやめようかな』と考えていました。

当時の僕は『コンフォートゾーン』なるものの存在を知る由もありません。
なぜ断られたのかばかりを考えていましたが、答えなんて出るはずがありません。
最終的には、自分のチャレンジを否定された気がして親友に対してイライラしていました。

そうこうしているうちに、2人目の友人と会う時間が来てしまいました。

2人目(友人)と会う

2人目の友人は前職の同期でした。
仕事を辞めてからも毎日のように連絡を取っており、誘い出すことは簡単でした。

当日は平日だったこともあり、誘い文句としてはこんな感じでした。
「明日仕事終わり軽く飲みに行こうよ!」

約束の時間に居酒屋で落ち合い、いつも通りの会話を楽しんでいました。
話は友人の仕事の愚痴へと移り、友人からこのように言われたことを覚えています。

「もうNOAはうちの会社を辞めたから、こんなストレスは感じなくて済むのは良いな~。」

はい、来ました!
ビッグチャンス到来ですよね!!
ここで、「じゃあ、一緒にビジネスしようよ!」なんて言えたらかっこいいですよね!!!

なんて言えるはずもありません。
数時間前に親友を1人失っているんですから笑

この時の僕は完全にピヨピヨモードでした。
ピヨピヨしているうちにラストオーダーの時間がきてしまい、最終的には何も伝えることができず解散しました。

2人目(友人)と解散後

友人と解散後、またまた近くのカフェに行き、一人で考え事をしていました。
いや、もうその時は考え事ではなかったかもしれませんね。

『やっぱりネットワークビジネスはやめよう』

そんな気持ちが強かったかもしれません。

そして、今思い返すと笑ってしまうくらいに自己嫌悪モードに突入していました笑

「会社やめなかったらよかった、、、」
「周りから否定されることってわかってたのに、なんでやってしまったんだろう、、、」
「俺にはなんの才能もなかったんだ、、、」
「NOAのバカバカバカ!!!」
「ご先祖様、大変申し訳ございません、、、」

時刻は確か22時00分を回った頃だったと思います。

『よし、帰ってオ〇ニーして寝よう』

そう思って帰る準備をしていると、スマホに一件の通知が。

「今日の15分は?」

そうです、Y氏の登場です。
トップリーダーの方がわざわざ時間を取ってくれようとしていました。
(なんでトップリーダーの方ってベストなタイミングで連絡を送ってこれるんでしょうか?笑)

その時の僕は、2日目にしてネットワークビジネスをやめようと考えていたので、
時間を取ってくれようとしているY氏には直接やめることを伝えようと思い、Y氏に会いに行きました。

Y氏との時間

Y氏に別のカフェに呼び出され、僕はそのカフェに向かうことにしました。
(いや、そのカフェ何時までやってんねん!)

カフェに到着してY氏を見つけ、Y氏の前の席に座ろうとした瞬間でした。

「NOAさぁ、やめようと思ってる?」

んえ?
エスパーですか??
リアル版ペガサス・J・クロフォードですか???

はい、少しふざけました、すみません、、、
今となっては、僕もやめようと考えている人は見ればわかりますが、当時は本当にビックリしました。

僕は、正直にやめようと考えていることを伝えました。

普通であれば、「なんでそう考えてるの?」と聞いてきますよね。
しかし、Y氏は理由なんてどうでもいいと言わんばかりに、このように質問してきました。
「今日何人と会った?」
僕は2人と会ったことを伝え、どのような内容だったかを事細かに話しました。

次にY氏がこのように質問してきました。
「コンフォートゾーンって知ってる?」

もうあなたは知っていますよね。
しかし僕は、その時に詳しく説明を受け、初めてコンフォートゾーンなるものの存在を知りました。

Y氏が教えてくれました。
「1人目に会った親友は、コンフォートゾーンからNOAが外れたことで離れていったんだよ。」

続けてY氏が教えてくれました。
「縁を切られたんだったら、残念ながら今すぐに打てる手段はない。
 ただ、今はタイミングじゃなかっただけ。
 NOAが稼ぎ始めたら必ず戻ってくるよ。その親友を同じ水準に引き上げてあげるためにもNOAが稼がないと。」

なるほど、考えても答えがでないわけだ。
モヤモヤした気持ちが一気に晴れた気持ちになりました。

僕はY氏に質問しました。
「1人目の親友は置いといて、2人目の友人はどうすれば一緒にビジネスができますか?」

Y氏は答えました。
「2人目は特に問題ないよ。むしろかなりいいよ。」

え、どゆこと?
ここまで読んでくれた方ならわかりますよね?
2人目のときはピヨピヨモードで、何もビジネスに関して話していないんです。

ここでY氏がさらに教えてくれました。
前述している通り、『今回は会うことが目的で、ビジネスを始めたことを伝えることが目的ではない』

しかも、ちゃっかり仕事の愚痴まで聞いていました。
今となってはわかります。完璧としか言いようがないほどのアポイントです。

ここから、友人に対して第二のアプローチを開始します。

2人目(友人)への第二アプローチ

僕はY氏に質問しました。
「これから友人にはどのようにアプローチをすればいいですか?」

Y氏からは、
「今お世話になってる人で、元々会社員として営業マンやってて、今は個人で働いてる人がいるんだけど、
 その人に何かアドバイスもらってみようか?
 俺も前職で働いてた時、めっちゃアドバイスもらってたし!」
と聞いてみてと言われました。

それをそっくりそのまま友人に伝えました。

数分後、友人から返信がありました。
「えー、マジで、助かる!」

ここで、注意してほしいことがあります。
いきなり「〇〇さん紹介しようか?」と言ってしまう人がいます。
しかし、これはかなり怪しくないですか?
言われた方は、「え、誰? ってかそこまで必要ないから大丈夫。」となってしまいますよね。

一旦「自分がその人に聞いてみるね!」というスタンスを見せるのが大切です。

それでも「いや、大丈夫。」と答えてくる人もいますが、それは口では言いながらもそこまで悩んでいない証拠です。
『真の悩み』ではないため、あまり意味がありません。

もしそれが『真の悩み』であるならば、自分が直接会うわけではないので、シンプルに『ありがとう』ですよね!
これで嫌われるということはあり得ないですよね!

その後僕は、友人の悩みの解決に繋がりそうなことを回答しました。
「〇〇さんに聞いて、×××って言ってたよ!
 でも、×××って簡単にできることでもないよなぁ。もうちょっと深いとこ聞いとく?」

はい、ここでもポイントがあります。
すでにお気づきかもしれませんが、
「×××って簡単にできることでもないよなぁ。もうちょっと深いとこ聞いとく?」の部分です。

なぜこれが大切なのか。
「〇〇さんに聞いて、×××って言ってたよ!」だけでは、「なるほど、ありがとう!」としか返ってきません。
「これも聞いて!あれも聞いて!」なんて言ってくる人がいれば、その人はネットワーカーよりネットワーカーです笑

今回の最終目標はY氏に会わせることです。
『その人と会って話したら何か変わるかも!』と思わせることが大事なので、1回のラリーでは不十分です。

その後僕は、再度友人に回答しました。
「確かに×××は簡単ではないと思うって言ってた、、、
 でも△△△をしたら実現できるんだけど、メッセージでは伝えにくいってさ~。
 もし(友人)が良ければ会って話そう!って言ってくれてるけどどうする?
 もちろん俺もその話聞きたいから同行させてもらうけど笑」

どうでしょうか。
これで断られることもありますが、ラリーを増やしたことで怪しさは少なくなった気がしませんか?
伝え方をちょっと工夫するだけで、これだけ変わります。
『親身になって悩みを解決しようとしてくれてるんだ!』と感じさせることが大切です。

友人からの回答はこんな感じだったと思います。
「NOAがいるなら恥ずかしいしやめとこかな~笑笑
 嘘嘘、冗談!
 その人はいつ時間取れるの?俺は仕事終わりでもいつでも!」

こうして無事、翌日Y氏に会わせる約束を取り付けることができました!

最後に

いや~、やっぱりトップリーダー(Y氏)はすごいですね~。
今回の記事を読んで、トップリーダーと関わりを持っておくことがどれだけ大事かがわかりましたよね!

今回は、ネットワーカーNOAのネットワークビジネス2日目について詳しくお話ししました。

おそらくこれを読まれているあなたも同じ経験をした(もしくは今後経験する)と思います。
しかし、この記事を読んでしっかり対策をすれば、あなたの友人関係を壊すことはありません。

当時の僕と同じように、2日目にしてビジネスを諦めようとしている人の支えになれたら幸甚です!

次回の記事では、ネットワークビジネス3日目について詳しく書いていこうと思います!
ではまた次回の記事でお会いしましょう!!

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