前回のおさらい
前回の記事では、僕が大学を卒業してからネットワークビジネスへ参画するまでのお話しをしました。
前回の記事を読まれていない方 → 元ネットワーカーNOAとは
前回の内容はざっくりこんな感じです。
- 大学を卒業し大手営業会社に入社
- 4か月で退社
- 友人の誘いでネットワークビジネスへ参画を決意
ネットワークビジネスへの参画
大変お待たせしました。
やっとネットワーカーNOAの登場です!
初めてのビジネス
友人からネットワークビジネスの誘いがあった後、その友人のアップ(以下、K氏)に再度プレゼンをされました。
そのプレゼン内容は、お決まりの内容でした。
- キャッシュフロー・クワドラント
- 目的と手段
- MLM(マルチ・レベル・マーケティング)とは
※こちらの詳細に関しては、後日記事にしていこうと思います。
1時間程度プレゼンを聞いた後に、K氏からこんな質問をされました。
「NOA君は今の話を聞いてどう感じた?」
当時イケイケだった僕は、若気の至りでこのように回答しました。
「あなた本当に稼げてますか?」
今となってはかなり不躾な回答だったと思います。
しかし、その時明らかに感じたんです。
『あ、この人は稼げていないな』と。
プレゼンの内容はすべて知らないことばかりで、かなり勉強になりました。
しかし、人を惹きつける話し方ではなく、明らかにテンプレートに沿った話し方。
間違いなく、言われたことをそのままやるだけの、自分で考えたことのない『名ばかりビジネスマン』でした。
ここで、ネットワークビジネスを始めようか悩まれている方に1つアドバイスをします。
1人目に出てくるアップの話を聞いて、ネットワークビジネスを始めないでください。
実はネットワークビジネスに参画した後、上層部(トップリーダー)と直接話す機会は滅多にないです。
それなりの結果を出さない限り認知すらしてもらえません。
逆に、トップリーダーをうまく活用することで成果を出しやすいというのは言うまでもないですよね。
また、どんなことでもそうですが、
今後のあなたの成果というのは、師匠の良さに比例します。
右も左もわからないときに基準を上げておくことで、他の人よりも成果を出しやすくなります。
僕の感覚では、1人目に出てくる人の月収は良くて『15万円』程度です。
そのようなアップを師匠にしてしまうと、あなたは『15万円』以上稼ぐことが難しくなってしまいます。
2人目に出てくる人の月収は、1人目のプレゼンを受けたときのあなたの対応によります。
最低で『月収30万』、運が良ければ『月収100万』以上のトップリーダーが出てくることもあります。
僕が2人目に会ったアップの方(以下、Y氏)はトップリーダーでした。
A氏とは違い、テンプレートに沿った会話は一切ない。
一方的に会話をするわけでもなく、会話のキャッチボールをしながら、自分のストーリーを織り交ぜてくる。
正直、人生で一番惹きつけられました。
1時間程度の話が終わり、このように質問されました。
「NOA君、頭おかしいって言われない?」
「4か月で大手営業会社を辞めているんです。おかしいに決まってるじゃないですか!」
僕はそのように答えました。
そこで、僕が前回の記事でお伝えしたあの言葉が出てきたわけです。
『頭のおかしさと収入は比例する』
その言葉を聞き、その後すぐに登録しました。
しかし、このままでは帰れません。
登録後すぐに、僕はY氏に1つだけお願いをしました。
「明日から1か月間、毎日15分だけ会ってもらえませんか?」
急に恋愛ドラマのような展開になってきましたね~笑
でも、これが大切です。
人のモチベーションは維持することが難しいです。
覚悟を決めたとしても、3日後には行動できなくなり、1週間後にはきれいさっぱり忘れ去ってしまいます。
自分に強制力を持たせるために、このお願いだけは絶対にしてください。
また、僕には別の意図がありました。
それは、Y氏に強制的に師匠になってもらうことです。
ネットワークビジネス登録前に話をしたとしても、今後も関わりを持てるかどうかはわかりません。
どうせ登録後は下の人間に丸投げなんだろうと思っていたので、
Y氏を強制的に師匠にするためにも、このお願いだけは譲れませんでした。
Y氏は快く受け入れてくれ、無事ネットワーカーとしてデビューを果たしたわけです。
現在ネットワークビジネスをされている方、どうでしょうか。
この時点で、参画当時の僕とあなたでは大きな差ができてしまっていると思いませんか?
「今そんなこと言われても遅い、、、」
「そんなことより、これからの挽回方法を教えろよ!」
安心してください。この程度の差であればいくらでも取り返しがつきます。
問題は、僕の記事を最後まで読めるか、素直に実行できるかですよ!
ネットワークビジネス初日
ネットワークビジネス初日は、朝6時30分に起きたこと覚えています。
平日で友人は仕事だったため、代わりにK氏と9時00分にカフェで会って一緒に作業をする予定でした。
8時00分には家を出て、9時前にカフェに到着しました。
しかし、K氏の姿はありません。
K氏とは連絡先を交換していただのですが、連絡もなし。
1時間,2時間と時間は過ぎ、11時00分を過ぎた頃でしょうか。K氏から連絡がありました。
「ごめん!昨日飲み会があって二日酔いでダウンしてた!今から向かいます!!」
おそらく、これを聞いてうらやましいと感じる人もいるはずです。
『個人事業主は自由なライフスタイルを送っているんだなぁ』と。
しかし、多くの人は思うはずです。
『この人とは一緒に仕事なんてしたくない!』
僕は、「そんなときもありますよね。今日はゆっくり休んで下さい。」と返信しました。
その後、K氏から1週間分のToDoが送られてきました。
- リストアップ(連絡先にいる友人、知人を書き出す) : 3日
- リストアップした友人、知人に連絡を送る : 2日
- 会う約束ができた人に会う : 2日
「最初の1週間はこの内容をやれば問題ないよ!」とのことでしたが、
僕はK氏と一緒に仕事をしたくないと思っていたため、一旦無視することにしました。
初日にこんな状況になれば、あなたならどうするでしょうか。
僕の勝手な想像かもしれませんが、多くの人は帰宅して自由な時間を過ごすと思います。
じゃあ僕は何をしたか?
Y氏に「今日の15分は今から時間いただけますか?」と連絡を送りました。
Y氏と別のカフェで落ち合い、最初の1週間は何をすれば良いかを教えてもらいました。
Y氏の最初の1週間の基準は以下のとおりでした。
- リストアップ + 連絡を送る : 1日
- 会う約束ができた人に会う : 1日
- Bさんに2人会わせる : 1日
- 友人2人の登録作業 : 1日
- 友人2人から友人を2人ずつ紹介してもらう : 1日
- 友人の友人をBさんに会わせる : 1日
- 友人の友人の登録作業 : 1日
このスケジュールで動けば、1週間後には自分以下の組織に最大で6人いることになります。
右も左もわからなかった僕でも、聞いた瞬間にこれを達成させる難しさは理解しました。
しかし、基準を下げるわけにはいかない。
『自分はビジネスをやっているんだ』と自分に言い聞かせながら、言われるがままに行動しました。
初日の活動が終わりました。
お恥ずかしい話ですが、当時の僕はかなり友達が少なかったんです。
LINE、Instagram、X(当時Twitter)を被りなく合計すると、30人弱でした、、、
あ、もちろん30人の中には家族や親戚も含まれていますよ!笑
(Y氏にリストアップの結果を見せて絶望されたことを今でも覚えています笑)
そのため、リストアップと連絡を送ることは3時間もあれば終わりました。
初日の結果はというと、、、
無事5人と会う約束ができ、そのうち2人は翌日に会う約束ができました。
中には、2,3年ぶりに連絡を取った友人もいました。
僕がリーダーとして活動していた時によく相談されていたことがあります。
『最初に友達に連絡を送ったときに嫌われてしまう』
僕から言わせてもらうと、『あり得ない』です。
もし嫌われてしまうのであれば、連絡を送る『目的』を履き違えているかもしれません。
まさか、
「最近ビジネス始めたんだけど、話聞かない?」なんて送っているんじゃないでしょうね?
最初に連絡を送る目的は、あなたがビジネスを始めたことを伝えることでしょうか?
いいえ違います。
最初に連絡を送る目的は、『会って話す』ためです。
普通に友達を遊びに誘えばいいだけです。
それで嫌われてしまうのであれば、とんでもなく趣味の悪い遊びに誘っているとしか考えられません。
(僕は過去に、『中年オヤジの溜まりBar』に女友達を誘って嫌われたことがありますが笑)
最近遊んだ友人であれば、「次は〇〇に行こうよ!」でOKです。
肝心なのは、2,3年ぶりなど、久しぶりに会う約束をする友人に対しての連絡です。
僕の過去の経験上、急に連絡してくる友人はたいてい怪しい連絡でした。
「最近元気?」から始まる連絡は要注意ですね!
では、どうやって会う約束を取り付ければいいのか。
僕はこんな感じで連絡していました。
「さっき(昨日)、〇〇で彼女(彼氏)さんと遊んでなかった?」
どうでしょうか、自然じゃないですか?
そこにいたはずがないので、たいていの人は「いや、人違いじゃない?」と返信をくれます。
そのあとは、ちょっとした冗談なんかも言っちゃいましょう!
「お前に彼女(彼氏)がいるわけないよなぁとか思ったけど、めっちゃ似てたからつい!」なんていかがでしょうか。
そのあとは、普通に会う約束を取り付ければいいだけです。
上記のやり取りのどこに嫌われる要素があるでしょうか。
「こんなのでいいの?」と思った方、
そうです、これでいいんです。
気合いを入れすぎず、久しぶりに会うことを楽しんで連絡してみましょう!
少し話が逸れてしまいましたが、
このようにして、無事、ネットワークビジネス初日が終了しました。
最後に
今回は、元ネットワーカーNOAの、ネットワークビジネス参画から初日の活動に関して詳しくお話ししました。
ネットワークビジネスを始めようか悩まれている方は参考になる部分もあると思います。
現在ネットワークビジネスを頑張っている方も、初心に戻る機会となるように記事を書きました。
少しでも参考になれば幸甚です。
次回はネットワークビジネス2日目以降の活動から書けるとこまで書いていこうと思います!
では、また次回の記事でお会いしましょう!!
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